ロールと権限
ポジションが異なれば、CRM にログインしたときに表示されるメニューと操作できるデータも変わります。この章では「自分は何が見えて、何ができるのか?」という疑問に答えます。
自分のロールは何か
ロールは 2 つの経路から付与されます:
-
個人ロール — 管理者が直接割り当てたロール。本人について回ります

-
部門 ロール — 所属部門に紐づいたロール。部門に加わると自動的に継承されます

両方のロールは重ね合わせて有効になります。たとえば個人で「Sales Rep」ロールを持ちつつ、Marketing 部門にも所属している場合、営業とマーケティングの両方のロール権限を同時に持つことになります。

* Sales Manager と Executive は部門に紐づいていないため、管理者が個人に直接割り当てます。
ロールごとに見えるページ
ログイン後、メニューバーにはアクセス権限のあるページだけが表示されます:

¹ Sales Rep は SalesRep の個人ダッシュボードのみ表示され、SalesManager と Executive のビューは表示されません。

操作できるデータ
データ権限の基本ロジック

Sales Rep のデータ権限
最も利用人数が多いロールなので、ここで詳しく説明します:

なぜリードは全員に公開されているのか?
- 「未割り当て」のリードを見つけて自ら獲得する必要があるから
- 重複チェックの際に全データを見渡す必要があるから(重複登録を防ぐため)
- 他人のリードは閲覧のみで、操作はできない

なぜ顧客は自分の担当分しか見えないのか?
- 顧客は中核資産であり、明確な所有者がいる
- 他人の顧客の連絡先が漏れるのを防ぐため
- 引き継ぎが必要な場合は、マネージャーに依頼して操作してもらう

² コンタクトは顧客に紐づく
閲覧できるコンタクトの範囲:
- 自分が直接担当しているコンタクト
- 自分が担当している顧客に紐づく すべての コンタクト(他人が作成したものも含む)
例:自分が「Huawei」という顧客を担当している場合、Huawei に紐づくすべてのコンタクトを閲覧できます。誰が登録したかは問いません。

その他のロールのデータ権限
重複チェック:「見えない」問題を解決する
顧客データは所有者ごとに分離されているため、他の営業担当者の顧客は見えません。ただし新しいリードや顧客を登録する前には、すでに誰かが対応していないか を確認する必要があります。

重複チェックページでは 3 種類の検索に対応しています:
- リード重複チェック:氏名、会社名、メール、電話番号で検索
- 顧客重複チェック:会社名または電話番号で検索
- コンタクト重複チェック:氏名、メール、電話番号で検索
検索結果には 担当者 が表示されます。すでに登録済みであれば、該当の同僚に直接連絡して調整し、二重対応を防ぎます。

よくある質問
Q:あるページが表示されません。どうすればいいですか?
そのページへのアクセス権がないロールに割り当てられているということです。業務上必要なら、管理者に連絡して調整してもらいましょう。
Q:データは見えるのに編集・削除ボタンが出てきません。
そのデータに対しては閲覧権限のみがあるということです。多くの場合、自分が担当者ではない(owner が自分ではない)ためです。権限のない操作ボタンは非表示になり、表示されません。
Q:新しい部門に加入しました。権限はいつ反映されますか?
即時反映されます。ページを再読み込みすれば新しいメニューが表示されます。
Q:1 人で複数のロールを持つことはできますか?
可能です。個人ロール + 部門ロールが重ね合わさります。たとえば個人に「Sales Rep」が割り当てられ、Marketing 部門にも所属してい る場合、営業とマーケティング両方のロール権限を同時に持つことになります。
関連ドキュメント
- システム概要とダッシュボード — 各ダッシュボードの使い方
- リード管理 — リードの全体プロセス
- 顧客管理 — 顧客の 360 度ビュー

