単一行テキスト

概要

NocoBase において、単一行テキスト(Single line text) は最もよく使用されるテキストフィールドです。顧客名、注文番号、連絡先、住所の概要、外部システムの ID など、1 行以内の短いテキスト内容の保存に適しています。

単一行テキストフィールドでは、デフォルトで Input 入力ボックスを使用し、デフォルトの Field type は string です。タイトルフィールドとして使用できるほか、フィルタリング、並べ替え、権限、ワークフロー条件、API クエリにも利用できます。

内容に改行が必要になる可能性がある場合や、長文になる場合は、デフォルトでは複数行テキストを選択する方が適しています。メールアドレス、携帯電話番号、URL など、内容に固定形式がある場合は、対応する専用フィールドを優先して選択できます。

適用シーン

単一行テキストは、次のような業務シーンに適しています。

  • 顧客名、会社名、連絡先名
  • 注文番号、契約番号、プロジェクト番号
  • タスクタイトル、チケットタイトル、記事タイトル
  • 外部システム ID、同期番号、業務コード
  • 都市名、住所の概要、店舗名などの短いテキスト情報

作成時の設定

データテーブルの「Configure fields」ページで「Add field」をクリックし、「Single line text」を選択すると、単一行テキストフィールドを作成できます。

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設定説明
Field interfaceフィールドのインターフェースタイプ。単一行テキストでは input に対応し、ページ上ではデフォルトで入力ボックスを使用して入力・表示します。
Field display name画面上に表示されるフィールド名。例:「顧客名」「注文番号」「タスクタイトル」。業務担当者が直接理解できる名称を使用することをおすすめします。
Field nameAPI、リレーションフィールド、権限、ワークフローなどで内部参照するためのフィールド識別名。作成後は通常変更せず、英字、数字、アンダースコアのみ使用でき、先頭は英字である必要があります。
Field typeデータ層におけるフィールドの型。単一行テキストのデフォルトは string で、uid を選択することもできます。通常の短いテキストには、デフォルトの string で十分です。
Automatically remove heading and tailing spaces先頭と末尾の空白を自動的に削除します。顧客名、番号、タイトルなど、前後の空白を保持したくない内容に適しています。
Default valueデフォルト値。新しいレコードを追加する際、ユーザーが入力しなかった場合に、デフォルトのテキストを自動入力できます。
Primaryフィールドを主キーとして設定します。メインデータベースで新しいフィールドを作成する場合のみ使用でき、通常の業務用テキストを主キーにすることはおすすめしません。
Unique一意性制約。注文番号、契約番号、外部システム ID など、重複できないテキストに適しています。
Validation rulesバリデーションルール。最小文字数、最大文字数、固定文字数、正規表現などを設定できます。
Descriptionフィールドの説明。フィールドの意味、入力要件、データソース、管理者などを記載するのに適しています。
注意

フィールド名は、作成後にページブロック、権限、ワークフロー、API から参照されます。作成前に命名を確認し、後からの変更による設定調整のコストを避けてください。

フィールドの特性

単一行テキストフィールドのデフォルトの動作は次のとおりです。

特性説明
デフォルトの Field interfaceinput
デフォルトの Field typestring
選択可能な Field typestringuid
ページコンポーネント編集モードでは Input 入力ボックスを使用します。
タイトルフィールドデータテーブルのタイトルフィールドとして使用できます。「顧客名」「注文番号」「タスクタイトル」などをタイトルフィールドに設定するのに適しています。
並べ替えテーブルブロックで並べ替えができます。
フィルタリング含む、含まない、等しい、等しくない、空である、空でないなど、テキスト用のフィルタリングに対応しています。
バリデーション最小文字数、最大文字数、固定文字数、正規表現などのバリデーションに対応しています。

設定の編集

作成後、フィールド右側の「Edit」をクリックすると、単一行テキストフィールドの設定を編集できます。フィールドの編集では、主に NocoBase におけるフィールドの表示方法や使用方法を調整します。たとえば、表示名、説明、デフォルト値、バリデーションルール、先頭と末尾の空白を自動的に削除するかどうかなどを変更できます。

フィールドがメインデータベースですでに同期されているテーブルに由来する場合、編集時には通常、フィールドマッピングを行います。つまり、データベースのフィールドを NocoBase の Field type と Field interface にマッピングします。たとえば、データベース内の varcharchar などの短いテキスト列を、単一行テキストフィールドにマッピングできます。

設定編集可否説明
Field display nameはい画面上のフィールド表示名を変更します。フィールド識別名は変更しません。
Field nameいいえフィールド識別名は、作成後通常、編集フォームでは変更できません。
Field interface条件付きで可メインデータベースのフィールドや同期フィールドは、フィールドマッピング時に変更できます。変更すると、ページ上での入力、表示、バリデーション方法に影響します。
Field type条件付きで可メインデータベースのフィールドや同期フィールドは、フィールドマッピング時に変更できます。変更前に、既存データを新しい型で利用できるか確認する必要があります。
Automatically remove heading and tailing spacesはい保存時に先頭と末尾の空白を削除するかどうかを制御します。
Default valueはい新しいレコードを追加する際のデフォルトテキストを変更します。
Unique条件付きで可メインデータベースで新しいフィールドを作成する場合に設定できます。既存データに重複値がある場合、一意性制約の追加に失敗する可能性があります。
Validation rulesはい文字数、形式、正規表現のバリデーションを調整します。
Descriptionはいフィールドの意味、入力要件、データソース、管理者などを補足します。
注意

Field type や Field interface の切り替えは、単に表示名を変更することとは異なります。フィールドの保存方法、入力コンポーネント、バリデーションルール、フィルタリング条件、ワークフロー変数の使用方法に影響します。既存データが多い場合は、あらかじめデータ形式が適合するか確認してください。

フィールドの削除

フィールド右側の「Delete」をクリックすると、単一行テキストフィールドを削除できます。メインデータベースでは、複数のフィールドを選択して一括削除することもできます。

メインデータベースで作成した単一行テキストフィールドを削除すると、通常、データベース内の実際の列と、その列に保存されている既存データも同時に削除されます。データベースとの同期や外部データソースからのマッピングによって作成されたフィールドを削除する場合、影響範囲は対応するデータソースとフィールドの由来によって異なります。

警告

フィールドを削除すると、ページブロック、フォーム、フィルタリング、権限、ワークフロー、API、インポート・エクスポート、既存データに影響する可能性があります。削除前に、そのフィールドが業務設定で引き続き参照されていないか確認してください。

ページ設定での使用

単一行テキストフィールドは、ほとんどのデータブロックやフォームのシーンで使用できます。

シーン用途
フォームブロック顧客名、注文番号、タスクタイトルなど、短いテキスト内容を入力・編集します。
テーブルブロック短いテキスト内容を表示、並べ替え、フィルタリングします。内容が長い場合、テーブル上ではインターフェースの設定に応じて省略表示されます。
詳細ブロック1 件のレコードに含まれるテキスト情報を表示します。
フィルターブロック顧客名、番号、タイトルなどを条件にレコードを検索します。
リレーションフィールドの表示単一行テキストフィールドをタイトルフィールドに設定すると、リレーションフィールドでレコードを選択する際に、このテキストが優先的に表示されます。
ワークフローと権限注文番号が空かどうか、顧客名に特定のキーワードが含まれているかなど、条件フィールドとして判定に使用します。

編集モード

編集モードでは、単一行テキストフィールドに入力ボックスを使用して内容を入力します。

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閲覧モード

閲覧モードでは、単一行テキストフィールドを通常のテキストとして表示します。

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